基礎知識

収益物件の種類|メリット・デメリットをわかりやすく解説

2026年7月30日#初心者#物件種類
ポイント

・区分物件と一棟物件には、それぞれ異なる特徴があります。
・投資目的や予算に合わせて、自分に合った物件を選びましょう。

不動産投資を始める際、多くの方が最初に悩むのが「どの種類の収益物件を選ぶべきか」という点です。

収益物件にはさまざまな種類がありますが、大きく分類すると「区分物件」と「一棟物件」の2つに分けられます。

それぞれ投資金額や収益性、管理方法、リスクが異なるため、ご自身の資金計画や投資目的に合わせて選択することが重要です。


◇ 区分物件とは

区分物件とは、マンションや商業施設などの建物の一部(1室・1区画)を所有して運用する投資物件です。

比較的少額から始められるため、不動産投資初心者にも人気があります。一方で、所有している部屋が空室になると家賃収入がなくなるため、立地や需要を十分に検討することが重要です。

▲区分物件の種類

種類 

メリット

デメリット

おすすめの方

区分マンション 

少額から始めやすい・管理しやすい 

空室時は収入がゼロになる 

初めて不動産投資を行う方 

区分店舗・事務所 

賃料が高くなるケースがある 

景気や立地の影響を受けやすい 

商業用不動産に興味がある方 

▲区分物件の特徴

  • 比較的少ない自己資金で購入しやすい
  • 管理会社へ委託しやすく運用負担が少ない
  • 初心者でも始めやすい
  • 一方で、空室時には家賃収入が途絶えるリスクがある

 


◇ 一棟物件とは

一棟物件とは、建物全体を所有して運用する収益物件です。

アパートやマンション、ビルなどを一棟単位で所有するため、複数の入居者から家賃収入を得られます。区分物件より初期投資は大きくなりますが、収益が分散されるため安定した賃貸経営が期待できます。

▲ 一棟物件の種類

種類

メリット

デメリット

おすすめの方

一棟アパート

利回りが高め・複数戸で空室リスクを分散できる 

修繕や管理が必要 

利回りを重視したい方 

一棟マンション

長期的な資産価値が期待できる 

初期投資額が大きい 

長期資産形成を目指す方 

一棟ビル

高い収益性が期待できる 

専門知識や管理能力が必要 

規模の大きな投資を考えている方 

▲ 一棟物件の特徴

  • 家賃収入が複数戸に分散される
  • 規模の大きな資産形成が可能
  • 利回りが高くなるケースも多い
  • 建物全体の維持管理や修繕計画が必要

◇ 区分物件と一棟物件の比較

どちらを選ぶべきか迷った場合は、以下の違いを参考にするとよいでしょう。 

項目

区分物件

一棟物件

購入価格 

比較的低い 

高い

自己資金 

少なく始めやすい 

多く必要になることが多い 

家賃収入 

1戸分 

複数戸から得られる 

空室リスク 

1室空室で収入ゼロ 

複数戸のためリスクを分散しやすい 

管理負担 

少ない 

比較的大きい 

利回り 

やや低め 

比較的高い 

どちらが優れているというわけではなく、投資目的によって適した物件は異なります。

区分物件がおすすめの方

  • 初めて不動産投資を始める方
  • 少額から投資したい方
  • 管理の負担を抑えたい方

一棟物件がおすすめの方

  • 家賃収入を安定させたい方
  • 中長期で資産形成を目指したい方
  • 規模を拡大しながら不動産投資を行いたい方

◇ まとめ

収益物件は、「区分物件」と「一棟物件」に分類されます。 

区分物件は少額から始めやすく、不動産投資初心者に適しています。一方、一棟物件は初期投資が大きいものの、複数の賃料収入を得られるため、長期的な資産形成を目指す方に適した投資方法です。

物件選びでは、購入価格や利回りだけでなく、立地、築年数、空室率、管理体制、将来性なども総合的に比較し、ご自身の投資目的に合った収益物件を選ぶことが大切です。